2016年6月22日水曜日

野球の持つ力

みなさま、こんにちは!サクラの平尾です。

私がサクラのコーチになってから、今年で13年だそうです。
当時小学2年生だった長男を連れて行って、そのままコーチになったのですが、
その長男もすでに20歳。時の経つのは速いものですね。

サクラの指導者では、10年以上の指導者は現在9名います。
なんや、おっさんばっかりやな、とか言わないでくださいね。
20代の指導者も2人います。うち一人はサクラのOBで、彼が小学生のときに私が初めてのキャッチボールの相手をしました。

世代が巡って、いろいろな年齢の指導者がサクラにかかわり続けるというのは、サクラの魅力、ひいては野球そのものの魅力なのだと思います。

私自身は、小学1年生で野球を始め、グローブを抱いて寝るほど野球にはまっていました。
当時は木製バットだったのですが、便所につるすとよく飛ぶようになると聞いて、それも実践しました。素振り、壁当て、草野球と、野球一色の生活。好きな歌は「燃えよドラゴンズ」。野球がうまくなるためには、少々の脳みそを提供しても構わないと真剣に思っていました。

そして子どもが生まれ、キャッチボールを教え、その子がサクラから高校野球に進み、その成長を見守り、学童部で子ども達と野球をやる日々。

甲子園には行けなくても、夢だったプロ野球選手にはなれなくても、それでも、野球との出会いは私の人生を本当に豊かにしてくれました。
(妻と出会ったことも人生を豊かにしてくれました。念のため申し添えます←大切)

もちろん、野球でなくてもよいのかもしれませんが、子ども達には、何かひとつ、心底好きな物を持っていてほしいと思います。子ども達が、野球をやっているときの嬉しそうな表情をみるのが私の楽しみです。

なんでこんなに長く野球やってるのかな、と振り返って、自分の幸せをあらためてかみしめている、今日この頃です。