こんばんは。サクラのひらおです。
先週末は二泊三日の夏期合宿でした。
まさに猛練習。選手たちは泣きながらも「もういっちょう来い!」と言ってノックを受けていました。
わずか二泊三日ですが、この短期間で、ずいぶん上達してくれました。これからが楽しみです。
さて、そんな合宿での出来事を少しご紹介します。
合宿の最初の晩ご飯はどんぶり飯にハンバーグ、シューマイ、煮魚、というメニュー。いただきますをして、一通り食べ終わった頃に、私の後ろに座っていたとらちゃんが、
「平尾監督、ご飯のおかわりいかがですか」
と聞いてきました。
おお、いつになく、なんと気の利いたセリフ!
お、ありがとう、とどんぶりを差し出したところ、とらちゃんは漫画に出てくるような山盛りご飯をよそってきて、「残しちゃだめですよ」とだめ押しの一言を突きつけたのです。
子どもたちの手前、残すわけにもいかず、かといっておかずもなくなっちゃったので、お醤油かけて食べましたが、その晩から丸一日、ひどい下痢に悩まされることとなりました。
とらちゃん、ものごとはなんでも、ほどほどにね。
さて、その日の晩のことです。私は、代表とIコーチと相部屋で、別名「いびき部屋」というところで腹痛に悩まされながらもスヤスヤ眠っておりました。と、そこへ真夜中に飛び込んできたかいとくん、しこたま私の顔を踏んづけて、私と代表の間にもぐり込んで、寝始めました。
かいと、どうした?と訊くと、
「おしっこの帰り」
との答え。よくわからないまま、かいとくんはおじさん三人にかわいがられ、頭なでられたりおなかトントンされたりしながらぐっすり眠っていましたが、明け方、目が覚めて自分の部屋じゃないことに気づき、自分の部屋に戻っていきました。
翌日、きいてみると、
「ねぼけたの」
との答え。
かいとくん、君は将来大物になるよ、しかもかなりの。
おじさんが保証しよう。
そんなこんなで、みんな真っ黒に日焼けして、無事に帰って参りました。
お手伝いしてくださったお母さん方、本当にありがとうございました。
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